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読んで楽しい、腹立たしい、どうにもこうにもアホらしい、勝手でマニアックな映画評、ドラマ評。 Copyright (c) 2011 theosakaspirit. All rights reserved.
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やっぱり、という体で2作目制作の発表があった映画「るろうに剣心」

古い話になるが、1作目は劇場で観た。
そうそう、通常の公開期間中に。
レイトショー、だったっけかな?

某大河ドラマでは、人切り以蔵と言っても殺陣がちょっとねぇ、だった佐藤健くんが、この映画を前に長い期間を訓練に費やしたらしいと何やら話題にもなり。
はたして、メキメキ増える当人の頸周りもそれを裏付け始め。
おや、これは美男子が看板の優男も念の入った役作りってやつに目覚めたのかな、と。

留めには、敵役が吉川晃司さんと聞いては、ちょいと心が動いたわけだ。
このひとの、時代劇の評判はかなり良いらしい。
それでなくとも、故渡辺晋氏が俳優として育てたがったのにもかかわらず、ミュージシャンでなきゃ厭だとゴネ倒したという逸話の持ち主。
結果、主演映画の劇中で歌手デビューという、まったくもって七面倒な人物である。
たしかに、映画俳優向きだったのだろうさ。
今も認めやしないらしいが。

それに、須藤元気くんも出演とな。
ダンスグループ「WORLD ORDER」、好きなんだよな。
この作品では格闘家として期待されてのキャスティングだろうが、それもよし。

で、佐藤健くんへの愛は家人に一任して、ともかくも噺のタネだと劇場へ足を運んだという次第。

だが、冒頭でいきなり躓く筆者。

だってさぁ、あれよ。
段だら模様の羽織、それ!
天王山でしょ、あんた、この場面。
新撰組が、旧弊な和装にして段だら模様の羽織。
えい、くそ(失言)、そう来たか。

あぁ、おほん。
新撰組制服は、洋服ですんで。
ヨロシクね。
段だら模様は肩章軍旗の柄ね。
羽織は実在したけど、結成パフォーマンスで造ったんで実用性なしね。
ヨロシクね。

はいはい。
漫画なんだよな、原作が。
えぇ、拝読しておりません。
存じません
すんません

原作が漫画の映画やドラマが、えてして陥るパターンがここに。
原作に描かれた衣裳や登場人物の風貌は、大きく変更するわけにいかない。
わかっちゃいるが、時代考証としちゃ、無理もある。

そんなこんなで、かつては紫色のリーゼントで暴ヤンキャラだった江口洋介さんが、すっかり中堅俳優の風格を増し、恐ろしく渋い登場をしてくれたって、納得ができなかった。

因みに、斎藤一(山口五郎)って、左利き
器用な男で、左右いずれでも抜刀できたとさ。
だが、『お箸持つ手』は左。

めんどくさいのが漫画設定の映像の方なのか、史実なのか、自分自身なのか。
劇画調よりもリアリズムに傾倒してくれた冒頭場面は、どうにも悩ましいこと、この上なかった。

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