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もう、誰にも三池崇史監督の勢いを止めることなどできない。
「やっちまった」談。
あながち否定もできない。
あのオッチャン、エライことをしでかしたようだぞ。
予想にたがわず、唄って踊って笑わせてホロリとさせる。
予想を超えた娯楽性。
三池組、エライこっちゃ。
数々のツッコミ台詞がナイス、な呼吸。
三池カントクはスベらへん。
もうトコトン、どエライことになってる映画「愛と誠」。
公開初日レイトショー。
繁華街でない地域の映画館でも、カップルが客層のかなりを占める。
デートのお帰り前に映画一本。
みなさん、それは、実によい習慣だ。
原作ファンの方も、そうでない方も。
おひとりさまでもご家族さまも。
とくにラブラブのカップルに。
愛を語り合う甘い時間の前に、ぜひ。
「愛と誠」のタイトルに名前負けなし。
妻夫木聡くんの言うとおり。
たしかに『純愛エンターテインメント』かというと、これは違う。
彼が壊れるのも無理からぬこと。
むしろ、素知らぬ顔を貫きとおす武井咲ちゃんの大物感がオソロシイ。
この映画で得心のいった事実はふたつ。
真の無垢は、やはり猛毒。
そして、三池監督作品では、自身の内にサディスト素養を見出せない演技者は、主演を張ることが難しい。
カンヌ映画祭招待とな。
脚本もキャストも音楽も編集も、どこを切ったって素晴らしい筈だが、ここはひとつ。
美術さんが表彰されたら嬉しいな。
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KPC愛と誠 危険な二人編/ながやす巧/梶原一騎 |