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妻夫木聡くんが壊れている。
それはそれは愉快な壊れっぷり。
臭くなった絆創膏のニオイのような映画。
何を言う?
公式キャッチコピー『純愛エンターテインメント』もバッサリと。
否定。
「三池サン、どうしちゃったの?」とか。
おいおい。
主演!
つか、三池崇史監督、ココロ広すぎ。
芸人並みに、席を蹴ってツッコミリアクションまで出たとか、出なかったとか。
映画「愛と誠」。
いずれの報道でも、豪快に暴言を吐く妻夫木聡くん。
ここまでテンション高い子だったっけ?
そんなにゼロ号試写、盛り上がったのか。
楽しかったのか。
それは、この映画、必ず押さえておかねばな。
武井咲ちゃん。
「三池監督には好きなようにやらせてもらった」とか何とか。
それは気のせい、水の精。
術中にハマったな。
自由に考えさせるという距離感で、役柄を深く構築させ、話合わせ。
演技者間の意思の疎通も呼吸も、みんな自主的に深く強く繋がる。
それは役者だけの輪の中にあらず。
スタッフも皆、いつの間にか三池崇史の掌の上で踊っている。
出来ることは全てやって当たり前。
映像に、どのように映るのか、映像でどのように伝わるかが全て。
誠のような嘘。嘘のような誠。
いつの間にか全力を絞り出させる、三池魔術。
あんな優しそうな笑顔で。
鬼だ。
とりあえず、映画「愛と誠」。
レイトショーの座席、予約かな。
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