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バブル時代の匂いを無理やり取り戻そうとすると、ドラマがダレる。
一昔前のヒット作にあやかろうとして、コケるドラマが見受けられる中。
コイツもそうなのか、と前評判どおりの残念さがチョコチョコ。
ドラマ「安堂ロイド」は主人公ふたり(木村拓哉さんと柴崎コウちゃん)の恋愛場面が、やたらと長い。
リアルタイムの流れがぶった切られて、エライめんどくさい。
短めに刻んでインサートしてたら、婚約者を亡くした喪失感が出るやろうに。
ヒロインの一人芝居も1/5くらいに収まったら、かえって感情が鮮明に出たやろう。
ダラダラしとる。
1話演出は、「ブラッディ・マンデイ」の波多野貴文さんやんか。
もったいない!
もっとスピーディな芝居撮るんちゃうん、このひと。
バトルシーンとSFな場面は、流石のセンスやのにな。
ダレる主要因はバトルシーン以外の編集。
緩急の『緩』が長い。
もったいない。
残念な登場をしてしもたんは、『謎の美少女』(桐谷美鈴ちゃん)。
もっと神経逆なでする女子高生風なんか、非人間的にするんか。
めんどくさい奴にするんか、不気味な奴にするんか。
置きどころがハッキリせんから、ツカミが学芸会色になった。
このキャラクター、登場シーンは何を狙った?
極めつけの残念場面が、破壊的や。
ヒロイン(柴崎コウちゃん)のお詫び会見場面。
これが、けしからん。
情報漏洩のお詫び会見で、謝るどころか記者のプライベート情報を暴露し、あまつさえ冷笑。
これこそ『訴えられる』。
想定内のヤジに、なんで子どもの喧嘩売る?
広報がこんなんやったら、信用失うで。
他者の私的情報を無断で公開。
この手口、古くはワイドショー、今はSNSの悪意ある拡散といっしょか。
おお、こわ。
プライバシーに対する意識、やな。
人口知能が目覚める無垢な愛のドラマ、いきなり世俗の垢がちらほら?
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オモロイやん。
アホなパクリも含めて。
堂々とパクり。
全部、ネタ元に許可得たん?
やれ「ドラえもん」や、「ターミネーター」や、それ「ガリレオ」やとか言われてたけど。
もう、めっちゃ確信犯やんか。
こら仰山、SF映画のタイトルも挙がるやろ。
一番ウケたんが、「必殺仕事人」と「ターミネーター」掛け合わせたヤツやな。
残念ながら公式パクリ情報の「レオン」は、まったく共通要素なしで、公式勘違い決定。
ヒロイン(柴咲コウちゃん)は子どもやないし、本気でパクるんやったら牛乳の一気飲みせんならんやろし、『お友達』の植木鉢もない。
タイトル原案(今、知った)「アンドロイドは夢を見るのか」も笑わなしゃあない。
おいおい、某小説のタイトルかい!
それとも「metropolis」(ラルクアンシエル)の歌詞か!
で、未来から来てんのに武器が現代の拳銃やのは、何を狙ってる?
武器は現地調達なん?
一時的にアンドロイド(木村拓哉さん)が凶暴化、いうか強化されるシステム名は『ASRASYSTEM』。
アスラシステム、アシュラシスエム、阿修羅システム。
ナイスネーミング。
もう、あんた、それジャリ番(子供向け戦闘番組)か?
や、SF考証に庵野秀明さんな。
他2名(略してスマン)?
うんうん。
萌え系の女の子、ガッチリ配置してるもんな。
え? そこやない?
いや、新たな視聴者開拓には、そこがポイントやろ。
筆者は「ヱヴァンゲリオン」には惹かれたことがあれへん。
観たい、と思たことが一度もない。
だいたい、なんで『エ』やないねんな。
しかし、彼はガンダマーであるわけで、きっとSF映像作品への嗜好性には親近感を持つことができるんかも知らん。
その時代に思春期を過ごした者の嗜好傾向として、馴染みの皮膚感覚らしきもんがあるんやろうな。
とりあえず、テレビドラマとしてのSF考証面で、「安堂ロイド」に苛立ちを覚えることはない。
観やすい。
バトルシーンはスマートやし、カメラワークやCGの入れ方は「マトリックス」をパクる「仮面ライダー」をパクったような面白さ(褒めてる)。
『安堂ロイド』のダジャレのために主人公(木村拓哉さん)はアンドロイドと呼ばれてるけど、ほんまはバイオロボット(生体ロボット)。
生物とも言える肉体組織を持つ人工知能の変化、つまり生物的な成長が、ドラマの題材として違和感なく生きるかどうかは勝負どころ。
恋愛の経過は変化(成長)の表現手段やから、盛り込み過ぎんことを願う。
で、出演者面。
期待しとった遠藤憲一さんの初回からのご活躍は、めっちゃ嬉しい。
その渋い声で、たんとモノログ(独白)してください。
ちょっとコメディに踏み入る寸前ギリギリの芝居、ストーリーと関係なくスリルありますわ。
もうひとり、期待の出演者は大島優子ちゃん。
ええな、この子。
さり気なくなんでも出来て、安心するわ。
長い芸歴を伊達、とは言わせたないやんな。
それにしてもなぁ。
よもや、木村拓哉さんのドラマを真剣に見届ける気になるとはな。
仕事熱心な人なんは、分ってる。
単に好みの役者さんやないんや。
ゴメンな。
今回ばっかりは人間様と違うよって、芝居も『キムタク』で押し切られへんねんな。
SFやもんな。
ヒラメキの降りてきたまま、いうわけにはいかん。
自分がどう見られたいか、やなくて場面がどう見えるか。
これが全てや。
主な説明要素を1話目にギュウギュウ詰め込んだのは、よかった。
後にこぼすと、後半がはしょってまう。
色々ツッコミながら、意外とこれはイケるのか。
はたまた、2話目で一気にグダグダになるのか。
とりあえず、次回も観てみよう。
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![]() アンドロイドは電気羊の夢を見るか?-【電子ブック版】 |
1話は中途までは観た。
最近は優しいオッサン役が多い宇梶剛士さんの、久々の極悪人にシビレた。
壇蜜ちゃんが半沢直樹(堺雅人くん)を荷物で張り倒す映像が、すこぶるデキが良くて、余計に好きになった。
さらに中途の何話かわからん話の、放送途中をチラっと。
ようするに、たまたま放送時間に家人が在宅してると観てるんで、そこんところを通りかかってるんや。
通しでは観ぃへん。
長ったらしい台詞で捕まったら、もう先に進むまでメッチャ待たされるやん。
おんなじ喋くり劇でも、一文ずつが実は短文で構成されてるシェイクスピアの台詞まわしは、リズムが軽快でダレない。
ま、比べたらアカンけど。
出演者が『ちゃんとした』俳優さんで占められてたことは、なによりやった。
しかし、いくら演技派取り揃えて濃い芝居が展開しても、私怨を正義にすり替えるには限界があんにゃわ。
最終回も中途は観たけど、用事しとったから、おおかた知らんけど。
急に主人公の妻、半沢花(上戸彩ちゃん)が潜入捜査やらかしてて笑ろた。
おいおい、他局やそれ。
懐かしいな「絶対零度2」。
ラストシーンは観てないが、家人が笑って教えてくれた。
あぁ、そら良かった。
脚本に良心があったか。
この『オチ』があらへんかったら、「半沢直樹」、マズイことになってはったな。
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