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レイトショー。
観てきたわ、うん。
「黄金を抱いて翔べ」。
クレジットの最後尾が表示されるや、「あ、井筒監督か」とつぶやく声。
おいおい、誰やねん? 今の。
なんや思て来てんねんな。
かなんわ。
とりあえず、井筒ワールド、な。
『リアリズム』と解釈するんかどうかは、個人差として。
大阪人独特のダルさは流石に関西人監督だけに、よう出てますわ。
それ、リアルやわ。
ダレた大阪、よう出とる。
そやけど、大阪弁率が低すぎ!
で。
たしかに、井筒和幸監督のおっしゃるとおりですわ。
妻夫木聡くんは、器用な役者やね。
なんか、もう、彼は職人。
こういう顔ぶれでこそわかる。
浅野忠信くん(え? クンづけ? 意外と若い!)は演技者として、みんなの一歩先を行くカンジ。
ワンランク上のひと。
『大阪弁ができる』のでキャスティングされた、とかいうネタありの桐谷健太くん。
ゴメン。
なんか、意外性がないとオモロないようになってもうた。
ああいう役柄が巧いてわかるが故に。
いや、スマン。
そんでな、野田クン。
それ、「一本締め」やのうて「一丁締め」やねんて。
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![]() 憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言 岩波ブックレット / 井筒和幸 ... |
バカヤロー。てめぇ、コノヤロー。
TOHOシネマズデーで割引料金ってなぁ誘惑に負けて、「アウトレイジビヨンド」観ちまったじゃねぇか、コノヤロー。
予想通りの中継ぎ映画だったよ、コノヤロー。
必ずシリーズ化しやがるってんだよ、バカヤロー。
たしかに、北野武ワールドの典型的なヤツじゃねぇんだよ、バカヤロー。
だからって、面白くないって言ってるわけじゃねぇぞ、コノヤロー。
あんだけベテランのおっさん等に罵り合わせたら、そりゃあ、切り返し多用しなけりゃ尺が伸びるってんだ、コノヤロー。
とりあえず、久々に本業(俳優業)やってる中尾彬さんを拝めたんだよ、コノヤロー。
怖くても情けなくても、いい味出してんだよ、コノヤロー。
でも、オイシイところは加瀬亮くんがガッチリいただいちゃってんだよ、バカヤロー。
「キャンキャン吠えてる」って先に公言してなかったら、もっと今回の石原(加瀬亮くん)が面白かったのに、先にバラすんじゃねぇよ、バカヤロー。
役柄に絆されるってんなら、木村(中野英雄さん)のおやっさんのあったかさが沁みるってんだよ、コノヤロー。
ぜったい石原の次にオイシイのは木村親分だぜ、コノヤロー。
アレはメイクがたいへんそうだな、コノヤロー。
李(白竜さん)の髪型が、オフィス北野の森昌行プロデューサーに被ってるって気づいちまったら、映画の筋に関係なく可笑しくてしょうがなくなっちまったじゃねぇかよ、コノヤロー。
名高達男さんも、あれじゃ無駄遣いだってんだ、バカヤロー。
あんだけのキャラなのかよ、バカヤロー。
なんせ出演者はベテランだらけだから、名高さんだってあんなもんなんだよ、コノヤロー。
高橋克典さんの台詞がホントになかったんだよ、バカヤロー。
北野監督も気の毒になったのかなんだか、小芝居、まんま使ってるところがあったもんで、個人的には笑うトコだったぜ、コノヤロー。
だけど、一緒に行動してる井坂俊哉くんが一人だけモデル体形なもんだから、みんなで銃撃してると明らかに井坂くんのほうが目立ってんだよ、コノヤロー。
小野(新井浩文くん)と嶋(桐谷健太くん)の若手漫才コンビ、じゃねぇや、不良少年コンビは身長もおんなじくらいで仲良しさんだよ、コノヤロー。
あの面子の中に入りゃ、30歳過ぎてもお子様の役だぜ、コノヤロー。
怒号と弾丸飛び交うおっかねぇ映画なのに、なるほど真顔でお笑い担当してたぜ、コノヤロー。
だけど、イタリア人が一番笑ったって言ってた所は、日本の劇場じゃ静まり返ってやがったんだよ、バカヤロー。
方言指導入ってはったけど、大阪弁は難しかったんかい、あほんだら。
大阪弁で罵るときは「てめぇ」言わんぞ、このボケ、カス。
「おのれ」か「おどれ」か「おんどれ」で押してくれんかいな、あほんだら。
西野(西田敏行さん)がもうキモチ大阪弁率高かったら、もっと怖かったやんけ、こら、ボケ。
西田さんの貫禄で、たいがい誤魔化されとったがな、あほんだら。
悪役好きなんが滲み出しとったで、あほんだら。
こうやって文字にしよったら、アホやらボケやらいうんはバカヤロー、コノヤローより、めちゃめちゃキツイやないかい、あほんだら。
中田(塩見三省さん)は流石の京都府出身者で、かなり大阪弁に近かったぜ、コノヤロー。
たしかに、いちばん顔が怖いんだよ、バカヤロー。
実はコテコテの大阪人の桐谷くんが、とある場面で大阪訛りのイントネーションだったじゃねぇかよ、バカヤロー。
こっちにも方言指導が要るじゃねぇかよ、コノヤロー。
筆者は関東、関西弁の両方使って暮らしてるから方言には敏感なんだよ、コノヤロー。
結局、薬局、悪かろうが黒かろうが、何やらせたって三浦友和さんはカッコイイんだよ、バカヤロー。
あのひとは、実は悪役がめっぽう上手いんだよ、コノヤロー。
罵詈雑言口走っても、イイ男なんだよ、コノヤロー。
これが『山口百恵ちゃん』の旦那なんだよ、バカヤロー。
小日向文世さんは、腹黒いのが上手いったらねぇんだよ、バカヤロー。
優しそうな顔してワルいんだよ、コノヤロー。
イイ人の役のときでも、ついつい裏の顔さがしちまうじゃねぇかよ、コノヤロー。
次作では繁田刑事(松重豊さん)が腹黒くなって、活躍しなくちゃならねぇじゃねぇか、コノヤロー。
今回は「アウトレイジ」の良心だったのに、どうすんだよ、バカヤロー。
ひとりだけデカイんで、フレームワークがたいへんだってんだよ、バカヤロー。
ラストの展開は筆者個人的に、どエライ予定調和だったぜ、バカヤロー。
終劇の瞬間に「つづく」とか表示しちまえばよかったじゃねぇか、コノヤロー。
だからって、面白くないって言ってるわけじゃねぇんだよ、コノヤロー。
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ノーベル賞がラッシュ状態の日本。
ほんとうは素晴らしい国なんだよ、ここは。
ノーベル賞、来るかもしれんときに。
洗濯機、修理しようとしてたお父さん、山中伸弥教授。
アンタ、エエお父さんやな。
ノーベル医学生理学賞受賞、万歳。
でんな。
もう、涙が出そうな受賞記者会見。
なんやねん、このオトコマエ。
俺様の長年の努力の成果やゾ。
言うたかて、かまへんやん、それ。
研究室メンバーに感謝。
共同受賞者の先輩科学者に感謝。
公の支援に感謝。
助けを待つ難病患者に何度も励ましの言葉を。
多くの研究者を支える為にこそ、表彰されることや特許が必要だと。
何度も繰り返し同じような質問を受けても、誠心誠意、言葉を尽くして質問者への敬意も忘れずに熱い言葉で答える山中教授。
突然の囲みにも、堂々と応答する彼の研究室メンバー。
若いスタッフも、熱くそして沈着かつ能動的な気力が漂う。
希望を担う人々よ。
彼らを導く、逞しい牽引者よ。
光よ!
『ゆとり』世代たちよ、負けるな。
これから努力しても、キミたちはきっと間に合う。
実際、山中教授の研究室にも、『ゆとり』世代は居てる。
たぶんな。
続け。
彼らに。
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