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読んで楽しい、腹立たしい、どうにもこうにもアホらしい、勝手でマニアックな映画評、ドラマ評。 Copyright (c) 2011 theosakaspirit. All rights reserved.
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「災害時には救助活動で被災地に行くことになるので、連絡は取れなくなります」

彼女は云った。
リアル柚木、近所に居た。
居なくなってはいない、こちらが隣町に転居しただけだ。
彼女は美しく、少々強引で、当然のことながら上手な仕切り屋だった。
その筋のひと特有誤った格言の引用が気になったが、悪いのは彼女ではない。
きっと、何かズレた知識が今も綿々と太平洋戦争のころから受け継がれている。
軍属の社会には、おそらくそういう傾向があるのだ。

2児の母。
優しい母でもあった。
あの大地震の後、本当に動員されていたかもしれない。
管理職ではあったろうが。

松島基地の大損壊により、ブルーインパルスの復活はないかもしれぬ。
そんなニュースも、さすがに多大な被害と未だ解決方法を見出せない原発事故の影響で、小さな扱いだった。
残念に思ったことは間違いない。

それがホレ、つい先日。
まるで気軽にテレビドラマに
なんてことだ。
あの美しい曲技飛行が、テレビドラマの劇中に、しかも、まるでお気軽に!

航空自衛隊、全面協力。
おいおい、映画「戦国自衛隊」かい!
あ、そっちは陸上自衛隊。

そもそも、このテレビドラマの存在は知っていた。
1話冒頭を観たからだ。
1話の途中で観るのをやめた。
戦闘訓練風景が、本物の飛行映像を使っているのにもかかわらず、映画「スカイクロラ」(押井守監督作品)よりも見劣りしていたためだ。
航空自衛隊のせいではない。
押井守監督のセンスが図抜けているだけだ。

そもそもドラマ「空飛ぶ広報室」の1話に食指が動いた訳は、百里基地
このキーワードに反応しない手はない。
筆者10代のころは漫画、劇画も最盛期で、戦闘機乗りといえば人気の劇画の題材で。
航空自衛隊はお茶の間ヒーローだった。

「ファントム無頼」
ご存じか?

軍属の面倒くささを一切排除して、作者:新谷かおる氏は伸び伸びとした等身大の自衛官をややコミカルに描いて見せた。
もちろん、ここ一番は格好いいんだ。
日本一の飛行機乗りの噺なんだから。

あぁ、本物の百里基地がドラマに。
それは、観るってもんさ。

結局、映画「スカイクロラ」に迫力負けを感じて、ついでに『普通の』ラブコメディの空気に腰が引け、途中はご遠慮申し上げていたのだが。

本物のブルーインパルス
惜しげもなく、テレビドラマで実演とは。

そりゃあ、観たさ。
時間がかかるけど、これから途中も観るね。
ラブコメは文化じゃないけれど、まぁ、受け入れましょう。

復活のブルーインパルス。
戦闘機でありながら、平和のシンボルでもある。
彼らの美しい曲技飛行が公開されている、ということは。
すなわち、彼らが戦火に散る事態に陥っていない、ということだ。

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さすがの国営放送、リッチやから。
ドラマ「激流」賃料が高そうなロケセットと調度品が、バシバシ登場。
せやけど、1話の酒場の背景芝居がぜんぜん動いとらんから空間の広さが寒い
ショバ代よりエキストラ代を使った方が、て、なんで視聴者が指摘?
テーブルの上もおしぼり無いし、料理に手もつけへんし、話し中に給仕が通りかかったりとかせんし、酒の席やのに上着を無造作に脱いでるヤツも居てないし、とか。
そう言や、ママ友のお茶の場面もそうやったね。
子どもたちが、お菓子を前にして盛んに飲食してへん。

いろいろ違和感満載なわけよ。

そこへ来て、独白(モノログ)ぐわ、説明するわ。
ストーリーテラーが、よきトコロで独白するんやったら集中できるけど。
複数名いらんし、何か所もやめてぇな。
もう、1話はツカミやのにイメージ広がらんから、いろいろ。

その、もう観んのやめようか、イラッとする要素がたんとあるところへ。
ハギコー、関西訛り!
ちょっと、桐谷健太くん、ソレやめて。
2話目、挫折しそうやから。

そんで、文句タレとるわりには、筆者が健太マニアなのに変わりはないわけで。
たとえTwitterは、山田孝之くん(ちょっとした天才やな)をフォローしていようとも。
国仲涼子ちゃん濡れ場にドギマギしようとも。
桐谷健太くんのオモロイ芝居を期待してるんやん。
せやから訛らんとってや、もう!

テレビドラマの1話はツカミである。
従って、ここで視聴者がいきなりれてしまったのではオシマイなのである。

桐谷健太くんが、芝居に凝るのは知っている。
たぶん凝り過ぎるのも、わかっている。
しかし、視聴者にそれを考慮する義務はないのである。

「激流」1話のハギコー(桐谷健太くん)登場は、最近流行の捜査会議場面。
あいかわらずデカイおめめで、ギョロリ。
エエ声で説明してはる上長役の日野陽仁さんが引きばっかりで寄りの画が入らんのは、登場人物として紹介されてへんので、たいへん失礼な扱いやと思う。
日野陽仁さんのアップがないのも問題やけど、ハギコー(桐谷健太くん)が誰とも会話せんのが、たいへんな問題。
なんでか云うと、これでは次の登場場面の芝居を説明できへんから。

はしょって、終いのほうのハギコー(桐谷健太くん)
無駄にオーラを消しとった桐谷健太くんが、いきなり何か醸し出してくる。
美弥(ともさかりえちゃん)を車で拾う場面。
不器用全開キャラで女を誘う彼と、女が自身から目線を外して車に乗り込む姿を追う彼は別人やね。
この役、腹、黒いん?
で、ここでモノログ入んの、シラコイ(白々しい)から。
車に乗り込むと、不器用な同窓生らしく、しかし深い笑顔で美弥(ともさかりえちゃん)に笑いかける彼。
おい、きたぞ、きたぞ

しかし、こんな意味ありげな芝居やのに、通しで観てて掴まんのよ。
それは、最初の登場場面で、ハギコー(桐谷健太くん)喋らんから

捜査会議の次に刑事ハギコー(桐谷健太くん)が画面に現れるのは、美弥(ともさかりえちゃん)のレコーディングを邪魔、もとい、レコーディングスタジオで面会するところ。
同窓生といえども事件の参考人物。
刑事サンは、素で再会を喜んだりせぇへんらしい。
小芝居打つハギコー(桐谷健太くん)。
刑事の言うことなんか、な、美弥(ともさかりえちゃん)は前科者。
でも、素直にむくれ顔なんで、カワイイ。

しかし!
初めて他人と会話する場面が、小芝居
それが小芝居しとる芝居やとか、推察しながら観てません
日頃はどんな話し方する人物か、わかる場面がありません
視聴者に、台本の行間を読む責任ありまっせーん

ハギコーの小芝居が、画面からは桐谷健太くんの小芝居になって出てくる。
わかるかな?
わかんねぇだろうな?
あ、昭和のネタな。
知らんやんね。

美弥(ともさかりえちゃん)に不器用そうで愛想のよい男を演じてみせているが、視聴者にとっても小芝居する若手俳優にしか映らん。
二枚目(クレジット順)役が、下手な小芝居?
これ、前の登場場面で人物像が見えてへんのが原因。

何度も云う。
1話ツカミ

同窓生のみんなに本性を隠し、若干、足りなそうに接する小芝居続きの刑事ハギコー(桐谷健太くん)
あのぉ、べつにオーラまで消さんでええやん。
小芝居する桐谷健太にしか見えんから。
そこ、騙す相手間違ってるから。

映画なら、余程の理由で途中退出しなければ終劇まで強制的に観せるものなので、ツカミが解りにくくても最後には答えがわかる。
が、テレビの連続ドラマはそうはいかない。
心を掴まれねば、続きは観ない
続きどころか、途中でテレビを消すかもしれない。

1話構成は、まさしく勝負
続きを観れば意味がわかるよ、ってのは、ない

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あぁ、『なっちゃん』や。
なっちゃんもお姉さんになってんな。
ついついなぁ、思い出すやん。
清涼飲料水。
いうあたりで、国営放送はあんまり観ぃへんのが露呈するわな。
田中麗奈ちゃん、綺麗なオネイサンになりはって。
離婚調停中とか、生々しい役やねぇ。

こらっ、国仲涼子ちゃん何をさすねん!
ショートカットもええなぁ、綺麗やで、思とったのに。
や、インタビュー出とったから予想は出来たけど。
『ちゅらさん』が売春やて。
この意外性がええねんやろけどね。
何でもこなすなぁ、このひと。

ほんで、買春のほう。
けしからん!
えい、けしからんゾ、カンニング竹山さんこと竹山隆範さん。
あの可愛い国仲涼子ちゃんに、けしからん!
いやさ、竹山さん好きやねん
芸人、コメンテーターより、俳優さんとして。
この役はオイシイんか、シンドイんか。

桐谷健太くんは、どうも、このところ納得でけへんの。
画面に映るだけ銀幕の匂いが立ち籠めるようやった、あのオーラは何処へやってもうてん?
どうも、ここんところ、テレビではテレビサイズに収まろうとしてへんか。
もっとこい!
現場で孤立するくらいに(せぇへんやろ)役作り、こい!
とりあえず、北大路欣也さんの御意見に従って、待ち時間も標準語で過ごしてみぃひん?
台詞の訛りが気になって、気になって。

山本耕史くんは茶髪のビジュアルは好かんけど、暗めの髪色にして好感度よし。
土方歳三(ドラマ「新選組!」)さん、今回は殺陣の腕前は披露できん役でっか?
刑事役とちゃうもんね。
微妙に情けない役も安定性で。
しかし、記者発表で女優陣を前に「(メインキャストが)中年ばっかりなんで」発言には笑ろた。
アンタ、土方歳三のクセにSキャラでっしゃろ。

ともさかりえちゃんも、久々に観てんで。
ドラマ「激流」メインキャストの中で、いちばん『芝居してる』感がなくて好きやわ。
破天荒な役柄やけど、きっと、シッチャカメッチャカにはならん。
ちょっと痩せ過ぎやんね、思うけど、役に合ってはるわな。
アイドル的、いうかトレンディドラマ的やった頃より、今のほうが好きやなぁ。
中年発言やないけど、年輪て、大切。

ドラマ「激流」第1話。
メインキャスト5名が揃ったところで、やたらの長回し多用。
もう、長ゼリフ入らへんかったら役者やったらアカンのですね?
いうくらい。

さすが、順撮り(この番組は絶対ちゃうけどね)のNHK

8話しか無いねんね。
この悠長な速度で、終わるんでっか?
心配になる1話。
最終話3話分くらい詰め込むとかいう、イマドキの展開には、まさかならへんよね?

いうか、実は筆者、ワクワク感得なかった1話。
来週、どうしようかな。

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