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読んで楽しい、腹立たしい、どうにもこうにもアホらしい、勝手でマニアックな映画評、ドラマ評。 Copyright (c) 2011 theosakaspirit. All rights reserved.
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さすがの国営放送、リッチやから。
ドラマ「激流」賃料が高そうなロケセットと調度品が、バシバシ登場。
せやけど、1話の酒場の背景芝居がぜんぜん動いとらんから空間の広さが寒い
ショバ代よりエキストラ代を使った方が、て、なんで視聴者が指摘?
テーブルの上もおしぼり無いし、料理に手もつけへんし、話し中に給仕が通りかかったりとかせんし、酒の席やのに上着を無造作に脱いでるヤツも居てないし、とか。
そう言や、ママ友のお茶の場面もそうやったね。
子どもたちが、お菓子を前にして盛んに飲食してへん。

いろいろ違和感満載なわけよ。

そこへ来て、独白(モノログ)ぐわ、説明するわ。
ストーリーテラーが、よきトコロで独白するんやったら集中できるけど。
複数名いらんし、何か所もやめてぇな。
もう、1話はツカミやのにイメージ広がらんから、いろいろ。

その、もう観んのやめようか、イラッとする要素がたんとあるところへ。
ハギコー、関西訛り!
ちょっと、桐谷健太くん、ソレやめて。
2話目、挫折しそうやから。

そんで、文句タレとるわりには、筆者が健太マニアなのに変わりはないわけで。
たとえTwitterは、山田孝之くん(ちょっとした天才やな)をフォローしていようとも。
国仲涼子ちゃん濡れ場にドギマギしようとも。
桐谷健太くんのオモロイ芝居を期待してるんやん。
せやから訛らんとってや、もう!

テレビドラマの1話はツカミである。
従って、ここで視聴者がいきなりれてしまったのではオシマイなのである。

桐谷健太くんが、芝居に凝るのは知っている。
たぶん凝り過ぎるのも、わかっている。
しかし、視聴者にそれを考慮する義務はないのである。

「激流」1話のハギコー(桐谷健太くん)登場は、最近流行の捜査会議場面。
あいかわらずデカイおめめで、ギョロリ。
エエ声で説明してはる上長役の日野陽仁さんが引きばっかりで寄りの画が入らんのは、登場人物として紹介されてへんので、たいへん失礼な扱いやと思う。
日野陽仁さんのアップがないのも問題やけど、ハギコー(桐谷健太くん)が誰とも会話せんのが、たいへんな問題。
なんでか云うと、これでは次の登場場面の芝居を説明できへんから。

はしょって、終いのほうのハギコー(桐谷健太くん)
無駄にオーラを消しとった桐谷健太くんが、いきなり何か醸し出してくる。
美弥(ともさかりえちゃん)を車で拾う場面。
不器用全開キャラで女を誘う彼と、女が自身から目線を外して車に乗り込む姿を追う彼は別人やね。
この役、腹、黒いん?
で、ここでモノログ入んの、シラコイ(白々しい)から。
車に乗り込むと、不器用な同窓生らしく、しかし深い笑顔で美弥(ともさかりえちゃん)に笑いかける彼。
おい、きたぞ、きたぞ

しかし、こんな意味ありげな芝居やのに、通しで観てて掴まんのよ。
それは、最初の登場場面で、ハギコー(桐谷健太くん)喋らんから

捜査会議の次に刑事ハギコー(桐谷健太くん)が画面に現れるのは、美弥(ともさかりえちゃん)のレコーディングを邪魔、もとい、レコーディングスタジオで面会するところ。
同窓生といえども事件の参考人物。
刑事サンは、素で再会を喜んだりせぇへんらしい。
小芝居打つハギコー(桐谷健太くん)。
刑事の言うことなんか、な、美弥(ともさかりえちゃん)は前科者。
でも、素直にむくれ顔なんで、カワイイ。

しかし!
初めて他人と会話する場面が、小芝居
それが小芝居しとる芝居やとか、推察しながら観てません
日頃はどんな話し方する人物か、わかる場面がありません
視聴者に、台本の行間を読む責任ありまっせーん

ハギコーの小芝居が、画面からは桐谷健太くんの小芝居になって出てくる。
わかるかな?
わかんねぇだろうな?
あ、昭和のネタな。
知らんやんね。

美弥(ともさかりえちゃん)に不器用そうで愛想のよい男を演じてみせているが、視聴者にとっても小芝居する若手俳優にしか映らん。
二枚目(クレジット順)役が、下手な小芝居?
これ、前の登場場面で人物像が見えてへんのが原因。

何度も云う。
1話ツカミ

同窓生のみんなに本性を隠し、若干、足りなそうに接する小芝居続きの刑事ハギコー(桐谷健太くん)
あのぉ、べつにオーラまで消さんでええやん。
小芝居する桐谷健太にしか見えんから。
そこ、騙す相手間違ってるから。

映画なら、余程の理由で途中退出しなければ終劇まで強制的に観せるものなので、ツカミが解りにくくても最後には答えがわかる。
が、テレビの連続ドラマはそうはいかない。
心を掴まれねば、続きは観ない
続きどころか、途中でテレビを消すかもしれない。

1話構成は、まさしく勝負
続きを観れば意味がわかるよ、ってのは、ない

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