[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日本が世界に誇る大阪人のひとり、MIYAVIくん。
商売道具の喉が故障とのこと。
そらイカンよ。
ギターだけやないからね、彼。
緊急時のためっちゅう当初の目的によって、あんまり利用に力を入れてへんかったTwitter。
先日、ライブ鑑賞する機会を得たもんやから、ちょいとMIYAVIくんのオフィシャルアカウントをフォローしてみたくなった。
縦横無尽に世界を飛び回るタフガイも、不調に陥ることがあるらしい。
大事にしてや。
しかしながら、この子煩悩。
まぁ、事の次第が気になる方は、彼のオフィシャルアカウントへ、どうぞ。
まず、日本語で状況説明する彼。
で、その後、もちろん英語でも。
あ、ちゃんと同じようなこと言うてる。
そんで、こっからは筆者のアカウントの都合。
フォローしてた中に、高山久伸botが。
もう、この偶然の繋がりよ。
笑うで、ホンマ。
まずは日本語での故障の報告に殺到したのであろう見舞いの言葉に応え、ついでに帰宅後の状況を語るMIYAVIくんのツイートの後に。
偶然、表示されているのは高山久伸botのツイート。
高山「何だ・・・お前まだ起きてたのか。だから肌が荒れるんだ。」。
タイムラインの中で偶然に成立したこの会話。
まぁ、荒れてんのはお肌やないみたいやけどね。
ナイスタイミング。
とりあえずMIYAVIくん、睡眠とってや、ほんまに。
お大事に!
Copyright (c) 2011 theosakaspirit. All rights reserved.
![]() 2012/11/14発売 雅 -MIYAVI-/SAMURAI SESSIONS vol.1(通常盤)【RCP】 |
本当は弾けた役どころだって難なくこなすのであろう、このひと。
だが、期待される役柄は静かな人物に偏りがちになる。
緒形直人さんの、元々はきっと計算外であったろう静かな空気感は、滾る情熱も驚きも悲しみも、ひたすら静かに内臓に沁みてくる。
思えばお若いうちからのことだから、これは人柄そのものから滲みだすものなのだろうか。
テレビドラマ「上意討ち 拝領妻始末」リメイクは豪華キャストを端々に迎え、下種な感想としては、ギャラだけでもたいしたもの、といったところ。
時代劇の『らしさ』を最も演出するものは、人物の所作の数々。
一挙手一投足に、いま廃れゆく日本人の折り目正しく整然とした立ち居振舞いを見せる。
あぁ、これこそは京都太秦の真骨頂。
画面の前では視聴者ですら、知らぬ間に背筋が伸びる。
豪華も豪華なベテラン勢の時代劇らしさを堪能させてくれる重厚さの中、若手とは言い難くもベテラン勢の平均年齢からしてみれば若年である緒形直人さんの好演が光る。
腹によく力を貯めた、笹原与五郎の気骨をしめす声色。
そして、豪華ベテラン勢に引けも取らぬのは、その所作の美しさ。
几帳面に、丁寧に、そしてカメラワークとのシンクロも良い。
素晴らしい、と自然(じねん)に口から声が毀れた。
凛として、時として美しすぎるが故に周囲から浮き上がることもしばしばな仲間由紀恵ちゃんも、この緒形直人さんあってこそ、高潔さと不器用さを綯い交ぜにした妻、笹原いちでいられるのだろう。
訓練はひとを美しくするものだが、この清々しく閃くようであり几帳面でもある立ち居振舞いは、彼(緒形直人さん)の人柄を写すものとも云えよう。
日本に残る美しい所作、しぐさを茶の間に伝える役者さんが今の世にもいてくれて、とても嬉しい。
Copyright (c) 2011 theosakaspirit. All rights reserved.
![]() 【送料無料】上意討ちー拝領妻始末ー |
「大馬鹿者!」
毎度おなじみ、磯野波平(永井一郎さん)のお説教は、この一言から始まる。
彼はその愚息、磯野カツオに対し言葉の暴力を浴びせているというのであろうか。
波平の台詞「大バカ者!」は、「サザエさん」のお約束だということを殆どの視聴者は知っていることだろう。
当然の流れから訪れる場面、あるいは『オチ』とも云う。
もしも、この波平氏が猫撫で声で「どうしたのだね? カツオ君」なんてやらかした日には、もう視聴率の右肩が下がっちまうくらいの改悪と謗られるだろう。
そのくらい、波平の「大ばか者!」は『お約束』な一言だ。
誰だって、「どうしたのだね?」、「なんだって、こうなるんだね?」てな粘着質な追及はご免こうむる。
もう、イカンと言ったらイカン。
ガツンと一発、「大馬鹿者!」ありがとう。
親父のカミナリ。
すっきり怒られとこうよ。
さて、昨今の報道の『流行』はと云えば。
『いじめ』事件をほじくりかえすことには既に飽きがきたとみえて、教職員による生徒へのパワハラを叩くことが流行っているらしい。
「バカタレ」と言われて、小学生が学校に行かなくなりました。
この言葉に馴染みのない地域の方々には、端的な報道によって、まるで恐ろしい暴言のように捉えてしまうことだろう。
御心配には及ばない。
軽く言う「バ~カ」、くらいが同等だ。
あるいは関西域では「アホ」と同義語だと考えてよい。
大阪の小学生が、先生に「アホかお前は!」と言われたくらいで学校が怖くなるのなら、おそらく大阪の小学校は壊滅している。
馬鹿、と言われて学校に行けなくなりました、だと?
そんなバカな!
額面どうりならこの子の保護者は、まるで悪質なクレーマーではないか。
その子は、いったい何にそれ程まで追い詰められたのだ?
何も伝わらない。
その言葉に少年の心が折れてしまうまでの間、いったい何が起きていたのか。
特定の個人あるいは団体に焦点を絞り、叩くことが流行する社会。
端的な情報で、物事を測る社会現象。
『いじめ』そのものではないか。
これこそが。
この国を訪れた異国の民に感銘を与えたはずの、『恥を知る』文化。
なにもかもが、実は既に明治維新のあたりで失われてしまっていたのか。
極端な少子高齢化への危機感以前に、すでに国家衰退のにおいがする。
じつに寒い。
Copyright (c) 2011 theosakaspirit. All rights reserved.
![]() ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 講談社プラスアルファ新書 / 適菜収 【新書】 |