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読んで楽しい、腹立たしい、どうにもこうにもアホらしい、勝手でマニアックな映画評、ドラマ評。 Copyright (c) 2011 theosakaspirit. All rights reserved.
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ニュース観てたら。
今朝は「めざましテレビ」やった。

たまたまね。
ゆうべ、最後に消したんが、CXやったから。
うちの平日朝のチャンネル選択て、そんなもん。

そしたら、なんか深夜帯(バラエティ番組)並みシラコイ(白々しい)小芝居が始まるやん。
なぁ、なぁ。
女子アナって、何時からこないなってん?

あぁ、これ、映画「ストロベリーナイト」告知な。
宣伝。
劇中、お馴染居酒屋でワイワイ。
素人の小芝居、余裕綽綽引き受ける俳優陣。

もう、なにしろ役者さん、こなれてるから。
西島秀俊さん、自分の役(菊田和男)を『キクやん』呼ばわり。
宇梶剛士さんも、(あのコワイ顔で)かなり失敬なフリを笑ってゆるす。
小出恵介くんなんか、リラックスし過ぎて風呂上がりのオッサンみたいになってるから。
丸山隆平くんは、とりあえず、役を離れてもイジられとくんやね。

もう、みんな居酒屋風景、馴染みすぎ!
ええ組やねんね。
あ、ずいぶん前に死んでもうたのに大塚刑事、また映ってるやん。
桐谷健太くん、なんか、ほんまに成河広明さんの覚えめでたいねんなぁ。

から濃い、でこれ。

やぁ、それにしても特番→撮りだめの連ドラ→特番→劇場用映画。
トントン拍子

キャスト重厚
各話濃厚

今どき、『撮って出し』にせんと、ようもまぁ。

勝ち組よ、勝ち組。

いやはや、しかし。
和やかな馴染みの居酒屋風景のなか、可憐な美人女優鋭角的な姫川玲子瞬時往きつ戻りつ自在に変異する、竹内結子ちゃん
さり気なさ過ぎて、怖いで。
なんか、朝っぱらから、エライもんを見てもうた。

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良血は受け継がれる。
納得させられたのは、テレビドラマ「野良犬(リメイク)。

そうそう、中村獅童さんを忘れちゃならない。
そりゃ、なにしろ世襲の役者稼業。
能楽や狂言に次ぐ、長い伝統、血脈を誇る。

この中村獅童さんを敵役に据え、主演は近年すこぶる渋みを醸し始めた江口洋介さん
久々に茶の間に登場の永瀬正敏さん。

この40代の濃いオッサンたちに交じって26歳(撮影当時は25歳か?)の若者が堂々たる同級生役
よく見りゃ、ひとりだけ肌が若い。
が、気にならない。

役者にあて書きされた登場人物とはいえ、芝居は柄本祐くんを舞台前方に強く押し出し、また、他者の背後から昏く笑いかける構図を印象的に描く。

過去のリメイク(映画)時同様、その時代社会問題を背景に物語は作りかえられている。
2013年テレビ版は政財界と暗黒社会の黒い繋がりと、あまりにも日常茶飯事で動詞が名詞化してしまった『いじめ』を描く。

貧困と雇用関係に引きずられる、オーソドックスな圧力と服従の関係。
諦めが深い怨嗟となって歪んでゆく弱者の姿、遊佐(永瀬正敏さん)
これと対照的に描かれるのは、柳下銀次(柄本祐くん)

如何に苦しみを与えられようとも、恰もそれを歓ぶかのように、それらを与える人物に彼は擦り寄る。
そのの内に、蔑みの焔を閃かせながら。

銀次(柄本祐くん)は他の人物のに忍び入り、その心に易々と穴を穿つ
嗤い欺き、そして陥れる。

狙って演劇的ではある。
が、彼従来の傾向が演劇的であるわけではない。
だが、このドラマにおいては狙って演劇的である。

巧い。

おそらく明朗快活であろう彼のの要素は、微塵たりとも透けて見えることはない。

先般放送されていたドラマ遅咲きのヒマワリでみられたような、ただ、の後ろにそっとついて歩くだけ肉体関係わせるような、あんな説得力のある色気だって微塵も出さない。

いやはや、痛快だ。

受け継ぐのは感性だけではなく、それを表わすために表現力をく、努力する才能

親の七光り?
何をか況や。
遺伝子嘘をつかない

流石の出自。
そこそこ、芸歴も長い。

こりゃあ、ブレイク必至。

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当ブログサイトをステルス広告とお疑いの向きや、某俳優さんのファンサイトとお考えの向きには、ひとつまえのログはかなりのマイナスイメージになったかと思う。
テレビ観てるやつ(視聴者)なんて、どうせバカなんだからといった思考傾向の自称ギョーカイな向きにも、うっかりアクセスしちまったりした日には、さぞご立腹のことだろう。

まぁ、先日は、さる清らかな行いをなさっておられる方のリンクを外していただいて(ウッカリ貼っちゃっただけらしいが)、ご迷惑にもならぬようになったばかり。
美辞麗句で褒めあげる善人でないところを早くも露呈してしまったか。

オイラ、腹ぁ黒いんだ。実はよ。

言ってやったぜ。
ワイルドだろ?(スギちゃんで)

無駄な冗談はこのへんで、よしにするとしよう。
キャストに同情する、と云ったばかりだが、テレビドラマが1クール1シーズンに定着した今日、最終回の1話手前演出家にも深く同情する。

例外もないわけではないが、盛る一方のエピソードがいよいよ大詰めで切羽詰まり、最終話前消化試合とばかりに捌かざるを得なくなる傾向が顕著であるからだ。
実に気の毒な話じゃないか。

せいぜい詰め込んできた「Wの悲劇」7話は、悲しいかな膨張すること止む方なし。

これまで忍んできた妾胎の身を遺産相続に絡めて俄かに蔑まれ、首筋がうっ血して血管が浮き出るほど力の入った高橋一生さん間崎医師
そこまでやると後で喉にひびくであろう熱演も、詰め込まれた時間のなかに追われるばかり。

隣に腰掛けるにも、さり気なく松下由樹さんに幅寄せをして女性に軽い繁おじさんを演じて見せる金田明夫さんの芝居にも笑う隙なし

幅寄せされながら大富豪の相続騒動に呆れ果てる一条春生の、唐突な場面参入を無理矢理にでもリアリティに転じなければならない松下由樹さん

和辻みねの揺るぎのないこと大樹のごとき野際陽子さんの、淑枝(若村麻由美さん)との遣り取りにだけ巧みに見せるオフな空気にホッと息吐く暇(読み「いとま」)もない

教諭の身でありながら、脈絡とぼしく女にナイフをチラつかせて脅し始めた日高賢一(阪田マサノブさん)の突飛さにツッコんでいる場合でもない

弓坂刑事(桐谷健太くん)が唯一、こっそり甘えることのできる相手である西田刑事(岸博之さん)の出番はそれだけかよ、と嘆く間もない

気の毒な噺だろ?(スギちゃんで?)

最終回は落ち着いてくれるんだろうね? 「Wの悲劇」
ちゃんと観るさ、録画してでも。
いい視聴者だろ?(スギちゃんで?)

最後に暴かれる真犯人は、やはり原作に則っているのか、とか。

淑枝(若村麻由美さん)に、その悲しみを絞りだすように訴えるのは、倉沢さつき憑かれた摩子(武井咲ちゃん)なのだろう、とか。

最終回も予告編の話題づくりに一役買っている弓坂を演じる桐谷健太くんは、以前の出演作と同じパターンを展開するはずもない。
きっと、瀧河刑事の刺された場面のような小奇麗な「濡れ場だ」と発言したことは記憶にある)画にはしてこないだろう、とか。

オールアップ前に収録の番宣では、弓坂の昏い面差しで重い空気のままバラエティ番組に登場した桐谷健太くんが、オールアップ後の出演番組では、すっかり弓坂が抜けて『営業仕様の桐谷健太』に変容していることに感心したり、とか。

まぁ、かなり弓坂刑事さつきストーカーなみに最終回を楽しみにしている。

2011年末は演じる役にとり殺されそうで画面を見ていて不安を禁じ得なかった桐谷健太くんが、今は弓坂が破滅していく様を楽しめているらしき状況に役者ってすげぇよ、と感動したり、とか。

なにしろ、ケンタマニア自覚はあるんだからね。

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